病気やけがの治療を受けたときにかかる医療費は、診療報酬という国が定めた基準に基づいて、全国どの病院でも一律に決まります。ところが、みなさんが病院の窓口で支払う金額は、保険証を提示すれば自己負担分のみで済むため、実際にかかる医療費がいくらだったのか、意識しにくいしくみとなっています。
そこで、健康保険組合では、みなさんが支払った医療費や健康保険組合が負担した給付金等がわかる「医療費のお知らせ」を作成し、みなさんにお知らせしています。
令和5年7月より「医療費のお知らせ」は健康マイポータルにて被保険者及び被扶養者の皆さまが受診した医療機関名や医療費の履歴などをパソコンやスマートフォン等によりいつでも閲覧することができます。
健康マイポータルへログインしご覧ください。



＜「医療費通知」に関する個人情報利用に当たっての同意について＞
個人情報の保護に関する法律では、目的外利用や第三者に提供する場合は、本人の同意を得ることとされております。
不二家健康保険組合では、「医療費通知」の発行は被扶養者分を含めて、世帯ごとにまとめて健康マイポータルにログインをして閲覧していただけるようになっております。その際、ご本人またはご家族の方から、扶養家族分の「医療費通知」の提供について、特段の申し出がない場合は、「同意（黙示）」を受けたものとして世帯ごとにまとめて健康マイポータルに情報をアップしておりますので、ご了承くださいますようお願いいたします。
なお、同意されない場合は不二家健康保険組合までお申し出ください｡

マイナポータル連携を活用したe-Tax申請について

マイナポータルに掲載された医療費通知情報を情報連携することにより、医療費通知情報のデータを取得することができます。
取得したデータを申告書とともにe-Taxで送信した場合、当該医療費通知情報に含まれる医療費については、領収書を保存する必要はありません。
「マイナポータル連携」の詳細は国税庁ホームページの「マイナポータル連携特設ページ」をご覧ください。

マイナポータルと連携した所得税確定申告手続｜国税庁
マイナポータル連携特設ページ　（マイナンバーカードを活用した控除証明書等の自動入力）｜国税庁

明細付領収書をもらいましょう

医療機関にかかったときは、診療内容が明記されている「明細付領収書」をもらいましょう。この領収書と、医療費通知を照らしてみて、内容に不一致がないかどうか、お確かめください。医療費通知の内容におかしな点があったら、健保組合にご連絡ください。